今日は、なぜか全体的に翻訳する記事が少なかったため、
ファッションブログ翻訳サイト「Ultra Bloggers」での翻訳を少ししておこうと思ったので
担当しているブライアン・ボーイ(Bryanboy)の記事を見ていたとき
あるストリーミング動画(パネルディスカッション)があって、
約1時間もあるこれを、結局、最初から最後まで見てしまいました。
↓長いですが見たい方はどうぞ↓
≪HOW TO MAKE IT AS A FASHION BLOGGER≫
まず、最初にことわっておくと
話していた内容を一つ一つ細かく解説するつもりはありません。
1人の進行役(左上)に、出演者(討論者)はブロガー4人
■右上■
2006年にファッションに関してのオピニオンブログ「Tom & Lorenzo」をスタートしたゲイカップルのトム(Tom)とロレンゾ(Lorenzo)
■左下■
2005年にバッグに関するブログ「Bag Snob」ををスタートしたKelly Cook(ケリー・クック)とティナ・クレイグ(Tina Craig)
■右下■
2004年にスタートしたブログが、今やファッションのユニークなファッションセンスとモードへの視点で、セレブブロガーになったフィリピン出身のブライアンボーイ(Bryanboy)
彼らは「第一世代(ファースト・ジェネレーション)」と呼ばれるブロガー。
①「第一世代(ファースト・ジェネレーション)」と呼ばれるブロガー
彼らがブログを始めたころはお手本などなく
自分たちの試行錯誤で作っていたブログなので、
「みなユニーク(独自性のあるもの)だった(要約)」と彼らは話していました。
スタートした当時は、お金がどうこうなどはまずなく、自分たちが好きだからそのことに関して書いていたのが
いつの間にか、企業の目にとまり今や収入を得るブログとなったということ。
また、
「みな、自分の意見がそこにあり、個性があり、自分の考えがあった。そして、他の人が興味を持つ自分の意見(ボイス)があり、文章や写真(コンテンツ)に読者がついてきた(要約)」
「すべてが好きになれるはずがない。だからこそ、嫌いなブランドは断るし、雑誌でも、番組でも、自分のテイストについてきてくれた読者が嫌がるものは、いくらお金をもらっても紹介しない。お金の問題ではない。(要約)」
というような考えを芯として持っているブロガーだったように思います。
②ブロガーの仕事
彼らがブログ(メディア)を持ち、それを仕事と呼べるほどになった今
ブログを更新するだけでお金がもらえる楽な仕事だと勘違いされることが多いということ。
「ブロガーの仕事は簡単なことじゃない。」
彼らが言うには…
(要約)
日々更新していくためにも、新しい情報を取り入れ、さらにそれを吸収し
常にフレッシュな情報を、自分の視点で発信していく必要がある。
そのためには、自分自身を日々アップデートしていく必要がある。
実際、毎日10時間以上も仕事はしているし、
ファッションウィークのときは、日中はファッションショーを梯子して、帰ってきたら深夜2・3時までブログの更新をしていることだってある。
そして、次の日はまた朝早くからブランドのショーを立て続けに見に行く。
読者が数秒でさっと読む記事にも、書く作業だけで45分~1時間は掛っているんだ。
とのこと。
また、最近のブロガー(第一世代を見て出てきたブロガー)を見ていて悲しくなるのが
・みな同じだということ。
・ボーイフレンドが写真を撮る ←ここでみな爆笑(動画で21:10くらいのところ)
・タダでブランドのアイテムがもらえるから“何でも好き”という状態になっている。
だから何でも紹介するし、そうすればブランドにも気に入られるから高待遇も受けられ、
ファッションショーでも最前列に座ることができるから、結局そっちを選ぶ。
彼らの意見に共通していたものを要約して3つまとめると
・お金が稼げると思ってするな。基本的にお金を稼ぐのは無理だから。
・ブログでは本当に心から好きだから書く(紹介する)もの。何かの対価のために書くものではない。
・常に自分が読んでいて実際に面白いと思うブログを書くべき。でないと、見てるほうは面白くないと思うだけ。
結局、
信頼ありきのニュース(新聞・放送)メディアが
スポンサーありきのメディアとなり果てたように
パーソナルブログも、同じく質を落としてきているというのが彼らの意見だったように思います。
翻訳をしていると、彼らの話していたことも確かにそうだなと感じる部分も多々ありました。
広告性が高いというは、文章力などにもよりますが、きっとそれを感じた上での翻訳は、そういう部分が感じられるものになっていると思います。
独自のテイストを持つブロガー。
今後、ブロガーを追加するときの基準に入れておきます。
– 追記 –
ふぁろすは翻訳がメインで何かを発信するという部分は薄いですが、
それでも、こっちの裏側ブログは(まだ慣れていない分)、一回の更新にかなり時間が掛かるわけですし
自分の意見やテイストを入れて、日々発信するのは簡単なことではないんだろうなと感じました。
と、なんだか感想文みたいですが。