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海外のネットショップで買う人と買わない人(あと、買うかもしれない人と)


今年に入り、ちょくちょくと外部の方からの連絡(お問い合わせなど)があり
ようやく、井の中の蛙も井の外とつながる機会を与えられて
これから大海へ繰り出すのかとワクワクしています。

ここ最近、考えているのが
「海外のショップでも買えることが出来る」ということが浸透していくと面白いんじゃないかと。
ふぁろすにも、海外ネットショップ一覧(日本への配送可能/不可)というページも作ってますが
日本への配送をしてくれるところは意外とあります。

ということで、
今日は日本での現状(推測)と、
日本に進出しようと考えたらまずどうしようかという(勝手に)ショップ側の立場になって考えてみたいと思います。

あと、最後に実際に海外のサイトで買っての感想を。

現状(推測)

ずっと日本の中にいると、外国語の世界に存在するものが未知で危険なもののように思えてきます。
何が書いてあるかわからないと買わないのは当たり前ですが、
英語がわかり、海外の方が安いと知っているにも関わらず、国内で買う人
中には、日本語のページ(サポートなど)があるにも関わらず、海外のショップでは買わない人
そういう人は少なからずいると思います。

今後、もし日本が今以上に英語教育が進んだとしても
世界で買う人は爆発的に増えるとは思いません。

なぜなら、人間は基本的に
楽な方(危険がない道)を選ぶからです。

もし日本が100人の村なら

たとえば、ある有名人が海外のブランドの服を着ていて、
手元に届くまでの送料を含めて
海外のネットショップでは「10,000円」で手に入るものが
日本で、「20,000円」で売っていたとします。

ここから私の推測ですが
(日本国内を100人の村で説明すると)

まず、100人の村人のうち言語力で分けると

A:1人は外国語(そのショップで使われている言語)に全く抵抗がありません。(1/100)
B:19人は外国語が一応わかります。(19/100)
C:40人はなんとなくわかります。(40/100)
D:40人は拒否反応があったり、全くわかりません。(40/100)

そして、
この村にいる100人の村人のうち、

①95人はサイトを知らなかったりと、「海外で10,000円で手に入る」ということを知りません。(95/100)
そして、残りの5人は知っていて
②内4人は迷った末、安く手に入るのにその倍を払うのはバカだと考えます。(4/100)
③残りの1人は、海外のショップの方が安いならそっちで買おうと思ってサクッと買います。(1/100)

こういう状況なんじゃないかと。
(もう一度言います。これは私の根拠のない感覚的な推測です。)

ここで気付いてほしいのは
②の4人がどうするかです。
結果は、誰も買わない。もしくは、買っても1人でしょう。

なぜなら、もともと10,000円以下(送料も込みなので)の商品を
20,000円も出すのは、どう考えても納得できません。
なので、たとえ買っても損した気分になるわけです。
要するに、この時点で、「海外から買う」という考え(選択肢)はないわけです。

そして、「もしくは1人だけ買う」というのは、なぜ買うかというと「気分」です。
「ま、これ買ってもし普通に買えたら、得だし。ちょっと買ってみようかな」と。
あ、あと誰かに手伝ってもらうなどかな。
この人が、商品を問題なく手に入れることが出来れば、次回から③に入る(もしくは近づく)わけです。

もし、海外のネットショップサイトで働いているなら

顧客獲得という観点から、話を進めます。

まずは、
B(外国語が一応わかる)の19人と、
A(ネイティブレベル)の1人をメインターゲットにします。

はっきり言えば、外国語の習得はユーザー次第なので、ショップ側ではどうしようもありません。
なので、Dの40人は諦めます。(日本語のページがあっても、買わないと思います。)

Cの40人は、日本語にすれば(もしくは日本語だけで買えると知れば)少しは興味を持ってくれ人もいるでしょう。
(「日本語でもあるんだね。」みたいな)

ということで、
ターゲットは
村人のAとB(村民の1/5)+Cの一部(α)って感じです。

そして、やること(方向性として)は、
S1:「①の人のうち、AとB(外国語がわかる人)を②にする」(まだ知らない人に知ってもらう)
S2:「②の人を③にする」(国内同様に普通に買えるとわかってもらう)
でしょう。

S1は、他社(他サイトなど)の力を借りる。(広告やソーシャルメディアなど)
→必要なもの「金」と「コネ」

S2は、自社でどうにかする。(買い物の流れや体験を載せたり、サイトを使いやすくするなど)
→必要なもの「技術」「人(労働力)」

かな。

実際に、海外のショップで買っての感想

最後に、実際に海外のショップで何度か買った感想を言えば
海外のネットショップで買うのって、
意外とあっけない(←複雑じゃないという意味)ということです。

買ってみると多くが
「海外から送ってくるのに送料もタダだし、ややこしい関税とかも全部込みで売ってるから全然楽じゃん!」
(↑ちなみに、私は関東弁は話しません。)
となると思います。

実際、日本の楽天で買うのと、海外の大手オンラインショッピングサイト(アメリカのSHOPBOPとかイギリスのNet-A-PorterやFarfetch)で買う流れって同じなんですよね。

-日本国内-

注文

一方的(?)に配送関連のメールが来る

家に到着

-海外-

注文

一方的(?)に配送関連のメールが来る

家に到着

ね?同じでしょ?

ただ、最初はもちろん不安です。
届くのかがかなり不安。
これは本当。(私自身、かなりビビりなので特に。)

特に、日本で翌日配達の感覚になってると、
海外から飛行機や船で来るんだから1週間くらい掛かるだろうと思って買うんですが、
やっぱり途中で不安になってきます。
何度かサイトの「shipping(配送)」のページを見たり、配送完了メールが来て今日で何日目だっけ?とか。
これって、メールしたほうがいいのかな…いや、でももう少し待ってみよう(←単に面倒なだけ)。みたいな。
(ちなみに夜に注文をポチッとして、次の日起きたらもう「発送しましたメール」が来てたりします。)

ですが、この感覚(不安)って
一度届くと、そのショップで大体どれくらいで届くかがわかるのでほぼ無くなります。

もちろん、ネットで買って問い合わせが外国語となると、
「もしもの時」を考えると不安ですが、
正直、日本も海外もそういうことに当ったことはありません。
(私は、幸せ者です。)

実際に大手は、
日本語でも問い合わせに対応してたりしますし。

と言うことで、SHOPBOPのように、これから海外のショップも
日本に進出(日本への対応)をしてくるところもあるかもしれませんし、
一度いい機会なので、チェックしてみるのもいいのでは?




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コメント&トラックバック

  1. あいらぶテヨン より:

    こんにちは^^

    記事と全く関係ないことなんですが
    Aksinya Airのブログはもうみれなくなったんですかね?

    ファンだったので寂しいです

    • kana より:

      プライベートモードになってるので、一時的に表示されないようにしてるんじゃないですかね。
      もしくは、Aksinya自身がウクライナのブロガーなので、
      今ウクライナ国内で起こってること(デモ)と関連があるかもしれないですね。
      アクシーニャと同じくウクライナのブロガーでもあるニーカ(Nika Huk)も
      今はブログを更新していないですし…

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