今回は昨日の記事の続きで。
ブランド名を読む(表記する)ときに困るのが下記の2つ。
■1つ目■
基本的にブランド名は人名と同じで
同じブランドなのに記載されている媒体などで表記(カタカナ表記)の仕方が違ったりするとき。
「Vi」が「ヴィ」と読んだり、「ビ」と読んだり。
■2つ目■
一体どうやってこれは読むのだろうと、全く読み方がわからないブランドやショップ名。
要するに、本当にわからないもの。(前回はこっちの話。)
今日は1つ目
読み方がバラバラだからわからないっという話。
昨日の話だと、「VI」を「ヴィ」と書いたり「ビ」と書いたり。
最初に、読み方を決める(?)ときにふぁろすで決めているのが
まず、
①そのブランドの公式ページがある場合はその表記を使う。
たとえば、有名な「LouisVuitton」
ここは、「ルイ・ヴィトン 公式サイト: LOUISVUITTON.COM」という公式ホームページがあるので
「ルイビトン」ではなく、「ルイヴィトン」としています。
(ここまで有名だと間違えることはなさそうですが。)
②日本語の公式サイトがない(もしくはあっても日本語表記がない)場合は検索
たとえば、スペインのZara(ザラ)と並ぶSPAブランドの「MANGO」
「マンゴー」なのか、「マンゴ」なのか。
ブランド名(この場合「Mango」)で検索をしたときに、
どの呼び方が多いかを見て決めています。
この時に、たとえば雑誌などの紙媒体系ウェブサイト
「Vouge」や「装苑 (そうえん)」「WWD」などのページに表記があれば、
そちらを参考にします。
(基本的にこっちが多いかな。)
難しかったので覚えているのが「David Yurman」
「David」の読み方だけでも
「デイビッド」「ディヴィッド」「デーヴィット」「デヴィッド」など
それこそ、組み合わせ自由というか。
ちなみに、これはふぁろすにおいては、
検索などから「デヴィッドヤーマン」に統一しています。
こう言う時にいつも思うのが
①もともとある日本語的な表記
②実際の発音に近い表記
この二つで読む人が変えるんだろうなと。
これは、服にも言えることで
「cropped pants」を
発音から「クロップト・パンツ」にしたり
そのままちゃんと読んで「クロップド・パンツ」にしたり
形容詞的用法の過去分詞は現在形にしてしまって「クロップ・パンツ」と
ショップによって表記が違うのと同じなんだろうなと。
こんなのは例を挙げるとキリがありませんが…
勝手に各自が読みやすいようにするからこうなっちゃうんでしょうね。
こういうのを、統一してくれたらいいのにって
いつも思ってしまいます。
きっと、そのうち
チョッキ(直着または、(ポルトガル語)jaquetaの訛りとされる)
↓
ベスト(vest:フランス語)
↓
ジレ(gilet:フランス語)
同じものがその時のトレンドで呼び方が変わるのと同じで、
「別にどれでも間違いではないけど、今(ここでは)はこう呼んでるよ。」
みたいになるんでしょうね。
ちなみに袖のないベストを、フランスではジレ、イギリスではウェストコートと言うらしいです。
【ベスト(Wikipediaより)】
そういったのを踏まえたうえで
この上のバーテンダーの写真が、イギリスのロンドンのバーで撮られたとして
彼が着てるのは何ですか?
PS:そう言えば、何年か前にジレが流行り始めてすぐくらいに、
服を見てるときに接客をしてくれた店員さんに
「これだと、ジレと合わせると良いかもしれないですね。」と言われて
「ジレ?…て、なんですか?」となって
「え?ジレはジレだよ。知らないの?」(←勝手に聞こえた被害妄想的な心の声)
ってなったのをふと思い出しました。