継続的に内容のある(有益な)コンテンツを発信し続けましょう。
と、いきなり当たり前のことを言ってしまいましたが
今日はこの話を。
初めてブログやサイトに来てくれる人とは
実は、ブログだけではないのですが
通常、ブログを含めたウェブサイトに初めてアクセスしてくるユーザー(新規のビジター)には
2種類のどちらかの目的しかありません。
①疑問の解消
②暇つぶし
基本的に、この二つです。
(※厳密に言えば、ここに「(ツールやサービスを)利用する」が加わりますが。)
①であれば、
何か知らないことがある時に調べたり(wikipediaやぐるなび)、
何かを学んだり(専門のサイトやブログ)、
場所を探したり(Googleマップやぐるなび)するとき。
インターネットが普及していなかったころの書籍で例えれば、
何かの専門書や、旅のガイドブック、辞典などです。
②であれば、
友達の近況を見たり(FacebookやTwitter)、掲示板を見てみたり(2ch)
ニュースや新しい情報を読んだり(Yahoo!ニュースやBLOGOS)するときなどです。
(※ニュースを読むのは、Aに入るとも言えますが、Aは何か明確な答えを探している場合です。)
書籍で言えば雑誌や新聞、漫画などです。
この①と②のどちらにも当てはまらないサイトへのアクセスは、
基本的に少なくなります。(ツール類のサイトは除く)
アクセスを増やす方法
そして、上記の「①疑問を解決する」と「②時間をつぶす」から
「③チェックする」に変えると、
特別なことをしなくても普段から来てくれるようになります。
言うなれば、「リピーター」です。
②の「時間をつぶす」と似ていますが、
時間を潰すのは暇な時間がある時にする行為です。
暇な時間がない時には、時間を潰しません。
そして、次第に、時間をつぶす先が(新しい対象へ)変わっていきます。
③の「チェックする」は、習慣のようなものです。
例えば、雑誌で例えるとわかりやすいしれませんが、
①であれば、
「春だしワンピースが欲しいな。どんなのが流行か、何か雑誌を見てみよう」(大体立ち読み)。
②であれば、
「この週末予定ないし、帰りに雑誌でも買って読もうかな」
そして、③であれば
「あ、今日○○の発売日か。帰りにコンビニで買って帰ろう。」
みたいなわけです。
習慣化してしまえば、特に目的がなくても来てくれますし
明確な目的がない分、いろいろなものに興味を持って楽しんでもらえます。
チェックする人を増やす方法
ただ、これは、
チェックする度に新しい情報があることが前提なわけです。
1週間当たりの更新記事 > 週に来てほしい回数
なので、毎日ブログに来てほしいと思っているのにも関わらず、
ブログを週に一度しか更新しないというのは、単なる理想が理想で終わるパターンです。
毎日ブログを見に来てほしいなら毎日1記事以上を更新すべきですし
週に一度来てほしいなら、週に1記事以上は更新すべきです。
ちなみに、月に一度でいいから月に1記事とすると
チェックする人を増やすのは難しいと思います。これだときっと①か②となるでしょう。
(ま、RSSなどを使っているユーザーなら別ですが。)
更新頻度というのは、それだけ大事なわけで、
たまに、2記事くらいポンポンっと出来ちゃうときは、
2日(当日と次の日)に分けるほうがいいと思います。
内容のあるコンテンツとは
最初に戻って
「継続的に内容のある(有益な)コンテンツを発信し続けましょう。」という一文。
この「内容のある」というのは、
サイトによって(と言うよりも、そのサイトに来るユーザーによって)変わってきます。
例えば、芸能人やアイドルのブログ。
なぜ、一般的に内容の薄いブログなのに
芸能人のブログは読者(アクセス)が多いのだろうと思ったことはありませんか?
「有名人は得だよね」と思ったりしませんか?
ただ、実際は
有名だからそのブログを読んでるわけではないということです。
私たちが勝手に内容が薄いと思っているだけで
そのブログを普段から読んでいる人にとっては、楽しい内容(興味深い内容)だからです。
ファンや、その芸能人やアイドルが好き/気になる人にとっては、
その生活の一つ一つ(どこにいる、何を食べた、だれといた、いつ寝るなど)が、
十分濃い内容なわけです。
もし、大好きな人が「今日は朝マックしてきたよー」と言うコメントと共に
自撮り画像が載っていたら「かわいいな」と思って見てしまいます。
それを(私のような)一般人が同じように
「今日は朝マックしてきました。」とブログで書いて、自撮り画像をアップしたところで、
「どうでもいい」と思う人が圧倒的に多いわけです。
他にも、もし私が「検索エンジン」の話を熱く語ったとしても
興味がない人にとっては、どうでもいい退屈な話なわけです。
要するに、同じ内容であっても、
それを見る人によって良し悪しは変わるわけです。
そして、「内容のあるコンテンツ」というものも、読む側によって「石」が「玉」となるわけです。
まとめ
日本においては、いきなり爆発的にアクセスが伸びて(言い換えれば「棚から牡丹餅」的なこと)、
それが続くということは、ほとんど起きないと思っています。
(以前「海外の「爆発的ヒット」に見る「無名が有名になる社会」と「無名が無名で終わる社会」」で書きましたが。)
芸能人であれ、ファッションブロガーであれ、その他のブロガーと呼ばれる人たちであれ
自サイトのユーザーにとって「内容のある」コンテンツを、
持続的に発信し続けてきたからこそ、今があるわけです。
今回、ファッションブロガー一覧を作った時に
ブロガーのブログスタート時期を見ていると2008年、2009年、2010年など
ほんの1-2年で今のような有名ブロガーになったというのは、ほとんどありませんでした。
今雑誌で取り上げらているキアラ・フェラーニでさえ、
5年も前(2009年)からブログを続けてきて、今があるわけです。
他のブロガーもスタート時期の記事(画像)を見ると、当たり前ですが、素人感が丸だしで
最初の1年や2年で、今のような綺麗な写真を撮れていたわけではありませんでした。
もちろん、今のように読者が付いていたわけでも、ブログで収入を得ていたわけではなかったはずです。
ただ、それを何年もかけて諦めず続けることで、少しずつ改善をしていき、今のような姿になったわけです。
(今でも、ブログのデザインやカメラ、撮影方法などを改善していっています。)
そして、現在も多くのブロガーがブログをスタートさせています。
きっと数年後には、彼ら/彼女らがファッションブロガーとして活躍していくのだろうなと思います。
なんでもそうですが、
スタートを「する/しない」でその先が大きく変わり
それを「続ける/続けない」で成長できるか出来ないかが決まります。
継続は力なりです。
悩むなら一度やってみたほうが良いでしょうし、
どうせやるなら、行けるところまで突っ走ってみるのも良いのではないでしょうか?