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日本のファッションブロガーと海外のファッションブロガーの違い


実際に私に会ったことがある人の中には知ってる人も多いかもしれませんが
常に何かを考えている性格(?)です。
くだらないことでも。
(信号ってどうして3色と2色があるんだろうとか。)

で、今日、考えていたのが

なぜ日本のファッションブロガーは、海外のファッションブロガーほど(一般層に)知られていないのか

今回は少しざっと思ったことをメモのように
まとめてみようと思います。

ファッションブロガーの募集

まず、ファッションブロガーを募集しているところは
数年前に日本で流行した時と比べると数は減っていますが、今でもあります。
大手雑誌も募集していますし、ファッションサイトも募集しているところはあります。

Google検索:“ファッションブロガー 募集

(個人的には、「ファッションブロガーって募集するもの?」っていう疑問はありますが、それはまた今度に。)

日本でもファッションブロガーはいると言うのは事実ですし
実際に、ファッション系サイトに登録(?)しているファッションブロガーが存在するのも事実です。

ただ、日本での「(自称/他称)ファッションブロガー」と、
雑誌などに取り上げられる「海外のファッションブロガー」にまず違いがあることを前提にしないといけないと思います。

日本のファッションブロガーと、日本で紹介される海外のファッションブロガーの違い

雑誌や一般に日本で言われる「海外のファッションブロガー」は
「パーソナル・スタイル・ブロガー」とも呼ばれるファッションブロガー(のジャンル)で
自分自身のスタイリング(コーディネート)ありきの、
各記事において、ほとんどが自分を出しての紹介です。
アイテムであれば、それを身に付けた自分が主役です。

(日本で取り上げられる)海外のファッションブロガー:フリーランスのモデルのような感じかなと。

逆に、日本での(自称/他称)ファッションブロガーは、

①コーディネートの紹介よりも、「○○のイベントに行ってきました。」や、「○○がオープン」など
どちらかと言うと(ひどい言い方をすれば)、ブロガーはいなくてもいい単なる広告雑誌の延長が多く
商品やアイテムの写真や、イベントの雰囲気、そして、誰が参加してたなどの
自分ではなくモノや雰囲気、他人が主役となるブログかなと。

日本のファッションブロガー①:フォトグラファーの延長や、告知・レポートなど記者の延長。

もしくは、

②雑誌の読モなどのように、すでに認知度のある人たちが雑誌の延長(囲い)の中で
私生活(らしきもの)を単に綴る日記のような感じのものが多いように思います。
その中での、「○○でランチ」や「移動中の新幹線で」など。

日本のファッションブロガー②:(一部の人にとっての)有名人の私生活紹介

①と②を少し詳しく書くと…

①基本的に、知識やイベントの紹介。
そのため、ファッションでも上の方にいる(と思っている)人たちが、
自分たちの内輪(ピラミッド言えば上のほう)だけで「すごいねー」を言い合う場所となっているように思います。
もちろん、それが「良い」とか「悪い」とかを言ってるのではなく
一般層を対象としての楽しめるブログではないということです。

言い換えると(雑誌などのように)
一般の人が、「お金を出しても読みたい」と思うものではないということです。

私(一般層の中でも最下層あたり)からしたら「ふーん。良かったね。」で終わりと言うことです。

②は、雑誌を買ってる人が服装がどうこうじゃなく、性格や見た目がかわいいから見るという感じ。

※ちなみに、ここで言う「かわいい」というのは、「自分の好きな」と言う意味です。
よく英語だとcute(キュート)とかって言いますが、日本の「かわいい」は「自分の好み(Like/Love)」かどうかなだけな気がします。一般的に可愛いかどうかというよりも、自分が好きかどうかの意味かと。

なぜ日本のファッションブロガーは、海外のファッションブロガーほど(一般層に)知られていないのか。

これに対する私の答えは

見てる人は、ごく一握りの人だけで、たとえそれを普段見ていなかった人がたまたま見つけても、
多くの人(一般層)は、再度訪れるような内容ではないということ。
きつい言い方をすると、見てても別に楽しくない
もしくは、その人を知ってるからチェックするだけ。

これを学校のクラスで例えれば、

①は、成績上位数人が内輪で、
「今回の全国公開模試の結果(自慢)」や、「全国2位の○○高校の○○と会場で会った」という話をしてるような感じ。

②は、2・3人のグループの子のリーダー的な人が
「昨日、大好きな○○先輩とご飯行った」とか、「今○○だよー」とか「もう寝るねー」とかっていうのをつぶやいてる感じ。

クラスの多くの人が知りたいとか、楽しめる話題ではないということ。

逆に、日本で取り上げられる海外のファッションブロガーは、
「今日、○○先生が言ってたのって、これだよね?」とか
「さっき先生に聞いたんだけど、明日の小テストって○○が出るみたいだし、このポイントは抑えておいた方がいいよ」とかっていうのを
話してるような感じかなと。

そもそもファッションブロガーって?

別にコーデを載せてる記事が多少あるから
ファッションブログというのではなく
ファッション関連の情報を発信しているブログがファッションブログなので

ファッションブログを思いつくままに解体すると

・知識や情報(ブランド情報や経営状況など)…①
・ショップオープンや、イベント系のレポート…①
・ブロガー自身のコーディネート…日本でいう海外ブロガー
・ストリートスナップ…日本でも海外でも多い。

————(ここで線引き)———————-
・たまにファッションだが、ほぼ単なる雑記…②読モ

読モは…日本だけじゃないかな…雑誌の専属ブロガーということで
多少ファッションの記事も書いてるだけで、ファッションブロガーではないと思います。
そんな人は、たくさんいますし…

たとえば、私が、ファミレスの広報部で仕事をしていて
昼に食べたものを2日に一回アップしながら、
「私はフードブロガーです」というようなものかと。

というか…こんなことを言うと
怒られそうですが。

まとめ

①のブロガーの中にも、すごく読んでて楽しい記事を書いてる人もいます。
それは事実ですし、お気に入り登録するくらいの人もいる(と思います)。
また、②の読モでもちゃんと頑張ってコーディネートをメインで紹介してる人もいる(と思います)。

ただ、日本で日本のファッションブロガーと呼ばれる人が更に活躍するためにも、
もう少し、自分自身がメインとなるパーソナル・スタイル・ブロガーが増えてほしいと思っているということです。

そうすれば、日本でも再度ファッションブロガーというのが活性化し
今、現在日本でも(一部で)有名なパーソナル・スタイル・ブロガーたちも含めて
日本国内だけでなく世界で活躍出来ると思っています。

キーは、
日本らしいコーディネートをするファッションブロガーかもしれません。
(着物とか和服って意味でなく、アジア人の体形などを考えたものなどのことです。)

ちなみに海外でも、①や②の人はたくさんいますし、活躍もしています。
ただ、日本で言われる「海外のファッションブロガー」としては登場しないだけです。

PS:さ、次は、なぜブロガーが育たないかを考えてみようかなと。
それに近い記事は、ネット上でありましたが…
↓↓
なぜ日本ではファッションブロガーが育たないのか?前編「読モブログ=ファッションブログなのか」




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